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第31回演奏会

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日程:2017年1月15日(日)13:30開演(12:45開場)
会場:習志野文化ホール
指揮:金子 建志
演目:

  • ベルリオーズ/序曲《海賊》
  • ショスタコーヴィチ/バレエ組曲《ボルト》
  • サン=サーンス/交響曲第3番《オルガン》

前売券販売所:

  • 習志野文化ホール(TEL 047-479-1212)
  • 伊藤楽器 マイスター船橋(TEL 047-495-3000)
  • 伊藤楽器 北習志野(TEL 047-465-0111)

千葉フィルが習文に帰って来た!

第九と《復活》という創立30年記念演奏会も好評のうち終え、久しぶりに習志野文化ホールの舞台に戻る千葉フィル。今回はこの習志野文化ホール自慢のパイプオルガンを堪能すべく、サン・サーンスの交響曲第3番《オルガン付き》を取り上げる。静謐で神秘的、かと思えば、客席をも揺るがす大迫力のオルガンの調べ。このオルガンとオーケストラが有機的に絡まる19世紀フランスの傑作交響曲を、おなじみ、金子建志のタクトでお送りする。金子建志の「読み」によって、この聞き慣れた交響曲からどんな新しい響きが聞こえてくるだろうか。

ショスタコーヴィチのバレエ組曲《ボルト》は、ショスタコーヴィチ特有の皮肉めいた笑いがたくさん詰まった曲で、そのドタバタ劇はまるでチャップリンの映画のよう?千葉フィルの誇る管打楽器の名人芸も楽しみだ。そして、ベルリオーズの序曲《海賊》。ベルリオーズが文豪バイロンの詩に刺激されて作曲したこの作品は、短いながらも音楽が奔流のように溢れ出る。華やかなサウンドは新年早々の演奏会のオープニングを飾るに相応しい。

習志野文化ホールに久しぶりに響く千葉フィル・サウンドをご堪能あれ!

ベルリオーズ(1803~1869) 序曲 《海賊》

ロマン主義の詩人、バイロン

byron 120x146代表作《幻想交響曲》が最も分かりやすい例であるが、ベルリオーズは詩的・文学的な物語性を音楽に積極的に持ち込んだ作曲家だった。ベルリオーズ自身の文学性は情熱的でヒロイックなロマン主義的なものであり、それはイギリス出身の詩人バイロンに強く影響されたものである。情熱的なバイロンの作品はイギリスにおいて熱狂的な支持を得たが、1820年、バイロンの作品がフランス語に翻訳されて初めて出版されると、それ以来、フランスにおいてもバイロンは非常に読まれる存在となった。1824年にバイロンはギリシャ独立戦争に参加しようとしてギリシャに赴き、その地で死んでしまうのだが、その最後もまた、読者の熱い想いにロマンティシズムを掻き立てるものだった。バイロンは1788年生まれだが、ベルリオーズは1803年生まれなので、この詩人よりも若い世代に属する。ベルリオーズもまたこの詩人に熱中し、『チャイルド・ハロルドの巡礼』という作品に着想を得た《イタリアのハロルド》という作品を作曲している。

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オストロフスキーとレスコフ、そしてショスタコーヴィチ  ~ショスタコーヴィチを巡る冒険~

leskov 120x170ショスタコーヴィチにとって《ボルト》は依頼による気の乗らない仕事で書いた作品で、オペラ《ムツェンスク群のマクベス夫人》がこの時期のショスタコーヴィチにとって、一番書きたくて最も力を注いだ作品であることは別稿の通り。ここではこの《マクベス夫人》について、ちょっと述べてみることとしよう。

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ベルリオーズ(1803~1869) 序曲 《海賊》 の楽曲解説

berlioz 120x154今の時代、この「海賊」を素朴に標題に結びつけて鑑賞しようとするなら、一番近いのは映画「カリブの海賊」ではないだろうか。そうした快男児的な海賊のルーツの一人が、19世紀初期にメキシコ湾で活動した実在の海賊ジャン・ラフィット(仏・1782- 1826年?)。ハイチ革命の最中、フランス人に対する迫害と暴力から逃れるために海賊になったとされる。

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サン=サーンス (1835~1921) 交響曲第3番 《オルガン付き》 の楽曲解説

昨夏、〈復活〉の前に、死の象徴としてのグレゴリオ聖歌「ディエス・イレ=怒りの日」①aのサンプル演奏をした際、意外に気付かれていないのがシューベルトの〈未完成〉(1822年作曲→65年ウィーンで初演)の第1楽章①bだと判明した。サン=サーンスが、この〈3番〉(1880~86年→86年ロンドンで初演)で、それを16分音符・1拍分ずらして①c主題化した際、〈未完成〉を全く意識することなく『偶然、似てしまった』と考えるのは無理があろう。

 

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ショスタコーヴィチ (1906~1975) バレエ組曲 《ボルト》

ショスタコーヴィチとバレエ

shostakovich 120x170レニングラード音楽院の卒業制作として作曲した交響曲第1番の大成功によって名を知られる存在となったショスタコーヴィチは、しばらく舞台や映画音楽を中心に活動することとなる。舞台監督や映画監督の要求する音楽を極めて短時間に、しかも高い質で提供することが出来たショスタコーヴィチは、監督達にとって非常に貴重な存在となった。映画音楽はこの後も生涯にわたってショスタコーヴィチが取り組み続けたジャンルとなり、この時期に出会った映画監督のコージンツェフの作品にはショスタコーヴィチは晩年近くになった時期にもタッグを組み、ショスタコーヴィチが音楽を付けたコージンツェフ監督の1971年の作品『リア王』はソ連映画の傑作の一つとして知られている。しかし、残念ながらバレエの分野ではショスタコーヴィチはそのような幸運な出会いを得ることが出来なかった。

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サン=サーンス (1835~1921) 交響曲第3番 《オルガン付き》

トロカデロ宮殿のオルガン

saint saens 120x171名前の通りオルガン付きの交響曲、である。ここでいうオルガンとはパイプオルガンのこと。建物と一体化した極めて大規模な楽器で、ヨーロッパでは教会に備え付けられることが多く、教会音楽で頻繁に使われてきた楽器である。であれば、この《オルガン付き》も教会での演奏が念頭に置かれたものかというと、そうでもない。コンサート・ホールにオルガンが備え付けられるようになる流れの中でこの交響曲は作曲されている。

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ショスタコーヴィチ (1906~1975) バレエ組曲 《ボルト》 の楽曲解説

russia 2000 stamp 120x85別稿を先にお読み頂きたいが、バレエには台本が拙劣な作品は非常に多い。1931年4月8日にレニングラードで初演されたこの〈ボルト〉も、そうした典型。「バレエ音楽百科」小倉重夫著(音楽之友社)の紹介が簡潔で解り易いので引用させて頂く。

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練習予定


2017/03/12 17:00 - 21:00 Tutti1初見大会 @ 青少年女性会館

2017/03/26 17:00 - 21:00 Tutti2 @ 青少年女性会館

2017/04/09 17:00 - 21:00 Tutti3 @ 青少年女性会館

2017/04/23 17:00 - 21:00 Tutti4 @ 青少年女性会館

2017/05/14 17:00 - 21:00 Tutti5 @