千葉フィルハーモニー管弦楽団 第70回演奏会にご来場いただき、誠にありがとうございました。
次回演奏会は、2024年7月14日(日)市川市文化会館 大ホールにて、マーラー/交響曲第7番「夜の歌」、シベリウス/交響詩「春の歌」を演奏します。ご期待ください。
千葉フィルハーモニー管弦楽団 第70回演奏会にご来場いただき、誠にありがとうございました。
次回演奏会は、2024年7月14日(日)市川市文化会館 大ホールにて、マーラー/交響曲第7番「夜の歌」、シベリウス/交響詩「春の歌」を演奏します。ご期待ください。
20世紀の作曲家は、当然のように新しい技法を開拓しようと競い合っていたが、ソヴィエト国内に留まった作曲家達は、党が「社会主義リアリズム」を掲げて、前衛的な傾向を批判したため、平易で親しみ易い作風に転じざるを得なくなる。
プロコフィエフは1918年(27歳)に交響曲〈1番・古典〉を初演した後、革命を逃れて日本経由でアメリカに渡ったものの、鬼才として畏れられたデビュー時の牙は次第に円くなり、1934年(43歳)にはソ連に帰国。その後に作曲されたバレエ〈ロミオとジュリエット〉〈シンデレラ〉、歌劇〈戦争と平和〉等は、意図的にロマンティックな解り易い語法に転じたせいもあって、国内外で評価を高めることになった。
大戦後の1960~61年に作曲、61年にムラヴィンスキー指揮のレニングラード・フィルによって初演。レーニンに捧げる曲として作曲されたため、革命の年〈1917年〉という標題が冠され、各楽章に具体的な標題が付けられている。ショスタコーヴィチの交響曲の中でも、革命を歴史的な史実として描いた点は重要なポイントだ。