千葉フィル史 第2話

「自模!!!、四暗刻単騎!!!!!」「ドッヒャー!」「ガチョーン!!(ちょっと古いね)」 「ウッソー!!!」。千葉フィル創成期の金子先生のお宅での会話(!?)である。メンバーは先生、総務(団長)、 副総務、後のコンマスであった。

思えば金子先生を指揮者にお招きして千葉フィルは本当に幸運だったと思う。先生から 音楽的に多くのアドバイスを受けたことはもちろんだが、こうして金子邸(どちらかというと僕らは 「亭」として使っていたが)での会話に見られるように、当初は足げく金子邸に通い、時には酒を飲み 、時には4人制遊具に興じ、お互いの交遊を大いに深めたものだった。現在でもこの伝統は コンサートの曲決め会議に色濃く残り、千葉フィルの曲決めは酒の席での勢いと総務A氏の暗躍 によってきめられることとなっている。意欲的かつ無謀な選曲の数々はこうして生まれているのだ。

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