千葉フィルハーモニー管弦楽団、本日より8月2日開催の「第27回サマーコンサート」前売券販売を開始

クビーク新校訂版への最終回答となるマーラー/交響曲第6番を演奏

千葉県を中心に活動するアマチュアオーケストラ「千葉フィルハーモニー管弦楽団(代表:玉川 豊彦)」は、来る2015年8月2日、習志野文化ホールにて開催される「第27回サマーコンサート」の前売券を本日より販売開始します。千葉フィルハーモニー管弦楽団は、県立千葉高・県立船橋高・千葉女子高のオーケストラ部のOB・OGを中心に1985年結成された市民オーケストラで、今回の演奏会は、今年1月に開催された演奏会に続き、創立30周年記念演奏会となります。

今回取り上げる演目は、マーラーの交響曲第6番で、千葉フィルハーモニー管弦楽団での演奏は、1992年の第7回演奏会以来2回目となります。しかし、今回は、2010年に出版された新しい校訂版である「クビーク新校訂版」を使用します。マーラーは、作品完成後もさまざまな修正を加えていたため、種々の資料を検証した校訂版によってマーラーの最終意思を尊重した演奏を行うようになっています。

千葉フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督兼常任指揮者を務める金子建志氏は、マーラーの研究家としても名高く、この交響曲第6番についても、研究を重ねてきました。今回の演奏は、金子氏の研究の成果と千葉フィルハーモニー管弦楽団の熱い演奏による「クビーク版への最終回答」となると期待されています。

開催概要:
名称:千葉フィルハーモニー管弦楽団 第30回演奏会
日程:2015年8月2日(日)13時30分開演(12:45開場)
会場:習志野文化ホール(JR津田沼駅前)
指揮:金子 建志
演目:
 ワーグナー/《パルジファル》第1幕への前奏曲
 マーラー/交響曲6番「悲劇的」(クビーク新校訂版)
Web:http://chibaphil.jp/

前売券は、会場となる習志野文化ホール他、下記の楽器店にて販売します。

前売券販売所:

  • 習志野文化ホール(TEL 047-479-1212)
  • 伊藤楽器 マイスター船橋(TEL 047-495-3000)
  • 伊藤楽器 北習志野(TEL 047-465-0111)

千葉フィルハーモニー管弦楽団について

千葉フィルハーモニー管弦楽団は、千葉県を中心に活動するアマチュアオーケストラです。音楽監督兼常任指揮者に金子建志を迎え、ベートーヴェンからチャイコフスキー、ショスタコーヴィチなど、幅広い選曲でパワフルな演奏を行っています。特に、金子氏の研究に裏打ちされたマーラーやブルックナーの演奏については、アマチュアオーケストラファン以外からも高い注目を集めています。毎年1月の演奏会と8月のサマーコンサートを実施していますが、あえて定期演奏会と冠することなく、初心を忘れない真剣勝負で演奏会に臨んでいます。

指揮者紹介

千葉フィルハーモニー管弦楽団 音楽監督 兼 常任指揮者
金子 建志

東京芸大楽理科卒、柴田南雄氏、高階正光氏に師事。2013年3月まで静岡・常葉短大学教授(指揮法・音楽史)を務め、現在は常葉大学・短期大学部、静岡大学、武蔵野音楽大学、東京理科大学の非常勤講師。古典派~近現代の交響曲・管弦楽曲の研究と、その実践としての指揮活動。千葉フィルハーモニー管弦楽団、アンサンブル「花火」の常任指揮者。市川交響楽団、19世紀オーケストラ、京都フィロムジカ管弦楽団、狛江フィルハーモニー管弦楽団、日本大学管弦楽団等を指揮。月刊誌「レコード芸術」「音楽現代」、東京中日新聞等で批評を執筆。レコード・アカデミー賞審査委員。NHK FMの解説者。著書に「こだわり派のための名曲徹底分析」シリーズ「ブルックナーの交響曲」「マーラーの交響曲」「ベートーヴェンの〈第9〉」「交響曲の名曲1」「マーラーの交響曲2」(以上音楽之友社)、編/著書に「朝比奈隆 交響曲の世界」(早稲田出版)、200CDシリーズ「オーケストラの秘密」、「オーケストラこだわりの聴き方」(立風書房)等がある。

金子建志氏の写真は以下のURLからダウンロードできます。
http://chibaphil.jp/images/photos/kaneko_kenji_large.jpg

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