千葉県を中心に活動するアマチュアオーケストラ「千葉フィルハーモニー管弦楽団(代表:玉川 豊彦)」は、来る2013年1月12日、第28回演奏会を開催します。千葉フィルハーモニー管弦楽団では、年2回の演奏会を実施しており、1986年の結成以来、合計52回目の演奏会となります。
今回の演奏会では、千葉県出身でもある音楽監督兼常任指揮者の金子建志(かねこけんじ)氏の指揮により、20世紀のロシア/ソ連を代表する作曲家セルゲイ・プロコフィエフの「交響曲 第6番」を演奏します。この作品は、大成功した交響曲 第5番に続く、プロコフィエフの創作力の頂点として位置付けられる大傑作ですが、演奏機会は決して多くありません。今回、音楽評論としても著名な金子建志氏の分析に裏打ちされた指揮と、情熱的な演奏を得意とする千葉フィルハーモニー管弦楽団が、どのように挑むかが注目されます。また、ワーグナー「リエンツィ」序曲、ラフマニノフ「死の島」といった作品も取り上げます。
前売券は、会場となる習志野文化ホール他にて販売しています。
開催概要
名称:千葉フィルハーモニー管弦楽団 第28回演奏会
日程:2013年1月12日(土) 17:15開場 18:00開演
会場:習志野文化ホール (全席自由 1000円)
指揮:金子 建志
演目:
ワーグナー 歌劇「リエンツィ」序曲
ラフマニノフ 交響詩「死の島」
プロコフィエフ 交響曲第六番
Web:http://chibaphil.jp/
前売券販売所:
- 習志野文化ホール(TEL 047-479-1212)
- 伊藤楽器 マイスター船橋(TEL 047-495-3000)
- 伊藤楽器 北習志野(TEL 047-465-0111)
千葉フィルハーモニー管弦楽団では、現在、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの団員も募集しています。今回の演奏会を含め、普通の市民オーケストラでは味わえないパワフルな演奏を一緒に演奏してくれる楽器経験者が対象です。詳細は、http://chibaphil.jp/join-us をご覧ください。
千葉フィルハーモニー管弦楽団について
千葉フィルハーモニー管弦楽団は、千葉県を中心に活動するアマチュアオーケストラです。音楽監督兼常任指揮者に金子建志を迎え、ベートーヴェンからチャイコフスキー、ショスタコーヴィチなど、幅広い選曲でパワフルな演奏を行っています。特に、金子氏の研究に裏打ちされたマーラーやブルックナーの演奏については、アマチュアオーケストラファン以外からも高い注目を集めています。毎年1月の演奏会と8月のサマーコンサートを実施していますが、あえて定期演奏会と冠することなく、初心を忘れない真剣勝負で演奏会に臨んでいます。
指揮者紹介
千葉フィルハーモニー管弦楽団 音楽監督 兼 常任指揮者
金子 建志
東京芸大楽理科卒、柴田南雄氏、高階正光氏に師事。静岡・常葉短大教授(指揮法・音楽史)、武蔵野音楽大学非常勤講師。古典派~近現代の交響曲・管弦楽曲の研究と、その実践としての指揮活動。千葉フィルハーモニー管弦楽団、アンサンブル「花火」の常任指揮者。市川交響楽団、19世紀オーケストラ、京都フィロムジカ管弦楽団、狛江フィルハーモニー管弦楽団、日本大学管弦楽団等を指揮。レパートリーは、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンから近現代まで幅広いが、特に、ブルックナーとマーラーは、ファンから高い評価を得ている。月刊誌「レコード芸術」「音楽現代」、東京中日新聞等で批評を執筆。レコード・アカデミー賞審査委員。NHK FMの解説者。著書に「こだわり派のための名曲徹底分析」シリーズ「ブルックナーの交響曲」「マーラーの交響曲」「ベートーヴェンの〈第9〉」「交響曲の名曲1」「マーラーの交響曲2」(以上音楽之友社)、編/著書に「朝比奈隆 交響曲の世界」(早稲田出版)、200CDシリーズ「オーケストラの秘密」、「オーケストラこだわりの聴き方」(立風書房)等がある。
写真は以下のURLからダウンロードできます。
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お問い合わせ先
0436-43-5345 玉川