この曲、スコアに掲載されたクラウセッティの怪奇趣味的な詩と、レスピーギが付けた音楽の間に大きな開きがあるので、そのあたりを念頭に、お読み頂きたい。
登場人物は全員が「地の精=グノムス=Gnomidi」で、主役は「若い2人の女の精」と「共通の夫である1人の男の精」。スコアは切れ目なく繋がっているが、ほぼ4部に分けられるので、それに従って詩と音楽の関係を分析してみる(詩は、大植=ミネソタ管盤の天露夫氏の訳詩を、適宜に編集させて頂いた)。
この曲、スコアに掲載されたクラウセッティの怪奇趣味的な詩と、レスピーギが付けた音楽の間に大きな開きがあるので、そのあたりを念頭に、お読み頂きたい。
登場人物は全員が「地の精=グノムス=Gnomidi」で、主役は「若い2人の女の精」と「共通の夫である1人の男の精」。スコアは切れ目なく繋がっているが、ほぼ4部に分けられるので、それに従って詩と音楽の関係を分析してみる(詩は、大植=ミネソタ管盤の天露夫氏の訳詩を、適宜に編集させて頂いた)。
レスピーギに教会旋法を使用した曲が多いのは、妻のエルザがグレゴリオ聖歌の研究者だったことが大きい。〈古代舞曲とアリア〉や〈ローマ3部作〉だけではなく、〈グレゴリアン・コンチェルト〉と題したヴァイオリン協奏曲も書いているが、この〈教会のステンドグラス〉も、そうした作品の一つだ。
日程:2023年1月15日(日) 13:30開演(12:45開場)
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