日程:2017年1月15日(日)13:30開演(12:45開場)
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千葉フィルが習文に帰って来た!
第九と《復活》という創立30年記念演奏会も好評のうち終え、久しぶりに習志野文化ホールの舞台に戻る千葉フィル。今回はこの習志野文化ホール自慢のパイプオルガンを堪能すべく、サン・サーンスの交響曲第3番《オルガン付き》を取り上げる。静謐で神秘的、かと思えば、客席をも揺るがす大迫力のオルガンの調べ。このオルガンとオーケストラが有機的に絡まる19世紀フランスの傑作交響曲を、おなじみ、金子建志のタクトでお送りする。金子建志の「読み」によって、この聞き慣れた交響曲からどんな新しい響きが聞こえてくるだろうか。
ショスタコーヴィチのバレエ組曲《ボルト》は、ショスタコーヴィチ特有の皮肉めいた笑いがたくさん詰まった曲で、そのドタバタ劇はまるでチャップリンの映画のよう?千葉フィルの誇る管打楽器の名人芸も楽しみだ。そして、ベルリオーズの序曲《海賊》。ベルリオーズが文豪バイロンの詩に刺激されて作曲したこの作品は、短いながらも音楽が奔流のように溢れ出る。華やかなサウンドは新年早々の演奏会のオープニングを飾るに相応しい。
習志野文化ホールに久しぶりに響く千葉フィル・サウンドをご堪能あれ!