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シベリウス - 千葉フィルハーモニー管弦楽団

シベリウス (1865~1957) 交響詩 《エン・サガ》

sibelius-photo-thumbシベリウスは1865年生まれなので今年が生誕150年のアニバーサリー・イヤーにあたる。《エン・サガ》はシベリウス初期の作品にあたり、1892年に一旦作曲され、その後1902年に改訂された。普段演奏されるのはこの改訂稿であり、本日もこちらで演奏する。同じ交響詩でも、有名な《フィンランディア》(1899、1900)が美しいメロディと力強さに溢れ馴染みやすい音楽となっているのに対し、この《エン・サガ》は、茫漠とした幽玄の世界といった趣であり、途中盛り上がるところもあるが最後は静かに終わる。しかし、シベリウスの確固とした美意識・世界観が強く感じられる作品でもあり、この後に続くシベリウスの作品を予告しているようでもある。

 

シベリウス 交響曲第1番 ホ短調 作品39

sibelius 128px合唱入りの大作〈クレルヴォ〉の後も、標題付きの交響曲を構想していたシベリウスは、1894・97年にヘルシンキで既に演奏されていたチャイコフスキーの〈悲愴〉を知り、滞在中の1898年にベルリンで聴いた〈幻想交響曲〉に強い刺激を受けた。同年4月に新たな交響曲に着手し、翌99年の初めに完成。同年4月26日、ヘルシンキで自身の指揮で初演した。成功だったが、細部を手直しし現行版となった。

シベリウス 交響詩 《エン・サガ》 の楽曲解説

sibelius-portrait-thumbサガは、散文で書かれた歴史的な物語のこと。映画「スター・ウォーズ」の冒頭、メインタイトルの音楽をバックに宇宙空間に向かって流れていく文字列は、その典型だ。ワーグナーはウォータンを主神とする北欧神話「エッダ」と、ゲルマンの英雄ジ-クフリ-トを中心にした「ニーベルンゲンの歌」等、様々なサガを素材に4夜に及ぶ楽劇〈ニーベルンクの指輪〉を創作したのだが、シベリウスは他の多くの交響詩と違って、この曲の素材となった物語を明らかにはせず、ただ〈一つの伝説〉とした。

 

シベリウス 交響詩〈春の歌〉

sibelius photo 360px作曲されたのは、38歳の1894年だから、初期の大作〈クレルヴォ交響曲〉より3年後、〈カレリア〉組曲の翌年、99年に書かれた交響詩〈フィンランディア〉よりは5年前にあたる。但し〈フィンランディア〉のような愛国的な色合いはなく母国の大自然をおおらかに讃えた賛歌になっている。

曲を特徴づけているのは、主題の“息の長さ”。第1主題は ①a + ①b のように長大で、歌曲や賛美歌として発想した楽想を転用したようにも思える。チェロ+ヴィオラとクラリネットに始まる ①aと、木管をクラからオーボエに替えた ①b から成るが、①b の後半にヴィオラのソロを加えているのが効果的だ。

第30回演奏会

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日程:2015年1月10日(土) 18:00開演(17:15開場)
会場:習志野文化ホール
指揮:金子 建志
演目:

  • シベリウス/交響詩《エン・サガ》
  • バルトーク/《中国の不思議な役人》ハイライト
  • チャイコフスキー/交響曲第6番《悲愴》

第68回演奏会

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PDF版のダウンロード

日程:2023年1月15日(日) 13:30開演(12:45開場)
会場:習志野文化ホール
入場料:1,000円(全席前売り指定)
指揮:金子 建志
演目:

  • レスピーギ/交響的印象「教会のステンドグラス」
  • シベリウス/交響曲第1番